チェ・ウシク&パク・ボヨンの「恋するムービー」がNetflixで2月14日(金)ハッピーバレンタインDayに一気放送開始しました。全10話です。世界190ヶ国で公開されます。
全10話視聴しました。最初はもっとポップな感じのラブロマンスだと思ってましたが全然違います。大切な人との別れや自分の人生に対してどう向き合うか?などとても胸に突き刺さるドラマです。是非ご視聴いただきたいです!でも大体の話の流れを知りたい方は第1話から第10話まで要約しましたのでネタバレありますが参考にしてください。
監督は、「無人島のディーバ」、「スタートアップ:夢の扉」、「ビッグマウス」などで大きな愛を受けたヒットメーカーのオ・チュンファン監督、そして脚本は「その年、私たちは」脚本家のイ・ナウンがタッグを組みました。

このドラマは深く突き刺さりますよ~。チョ・ウシク最高です。
この記事は「恋するムービー」の、
- 配信スケジュール
- 大まかなストーリー(あらすじ)
- キャスト紹介
- 第1話から最終話までストーリー要約(ネタバレあり)
- 感想
以上を紹介していきます。
Netflix「恋するムービー」全何話?いつから?
配信日は2月14日(金)です。
全10話、一気配信です。1話当たりの1時間の長さになります。



週末予定入れずに一気見します!!
Netflix「恋するムービー」大まかなストーリー
Netflixによるあらすじはこちらです。
恋もしたく、夢も叶えたい曖昧な若者たちが、お互いを見つけてインスピレーションになることで、それぞれのトラウマを乗り越える、まるで映画のような時間を描く。それぞれが背負っている傷とトラウマを乗り越え、夢と愛を描いていく若者たちの1ページが、愉快な笑いの中で温かい感性を刺激する。
チェ・ウシクが演じるコ・ギョム役は、エキストラから評論家になる人物で、世の中のすべての映画を観るのが夢であるほど、映画を愛する。そのような彼の目に、名前から気に入ったキム・ムビが入ってくる。ラブストーリーの映画の法則のように、キム・ムビは彼にとってとても気になる存在になる。
キム・ムビ役はパク・ボヨンは、自身よりも映画がもっと大切だった父に対する愛憎と、「いったい映画って何なの?」という好奇心で映画業界へ足を踏み入れた人物。静かに暮らしたい彼女の人生に過度に目立つ男性コ・ギョムが突然登場し、変化を巻き起こす。
脚本を手掛けたイ・ナウンは、「映画のような人生を夢見る若者たちが直面する現実と、これから進む未来の姿を描いてみた。誰にでも人生に映画のようなロマンや苦難があるものだが、その瞬間の前で途方に暮れていた私と周りの人に伝えたい応援と慰労を込めた」とコメントしている。
Netflix「恋するムービー」キャスト紹介
コ・ギョム・・・チョ・ウシク(演)
短編俳優から評論家になる自他共に認める映画好き
キム・ムビ・・・パク・ボヨン(演)
映画が嫌いだったが映画監督になった女性
ホン・シジュン・・・イ・ジュニョン(演)
天才と自負しているが、現実は無名の作曲家
ソン・ジュア・・・チョン・ソニ(演)
ホン・シジュンの元恋人でシナリオ作家として戻ってきた
Netflix「恋するムービー」第1話から最終話まで※ネタバレあり
第1話から最終話までのあらすじ(要約)になりますがネタバレがありますのでご注意ください。
第1話 ギョムとムビの出会い
コ・ギョム(チョ・ウシク) はレンタルビデオ店の上階で兄と一緒に住んでいて、無制限で好きな映画を見ることができる環境で育った。時は流れ、26歳のとき俳優に。オーディションを受けていたころ、プロダクションでアシスタントしていたキム・ムビ(パク・ボヨン)と出会い「名前」も含めて一目ぼれしてしまった。
キム・ムビの父は映画助監督で高校生のとき事故で亡くなってしまった。ムビもまた26歳のとき父の影響で映画に関わ仕事についていた。ギョムはいつもムビのことが気になっていた。ギョムはムビに近づこうとするが、ムビはギョムが人気者でみんなに好かれていたから自分まで注目されるのが嫌だった。
映画に関わる理由をギョムはムビに尋ねると、ムビは「最高の恋愛映画をつくりたい。」ギョムは「ただ映画が好きなだけ」と答える。それは父の言葉と同じだった。ムビからギョムに先にキスをして付き合うようになる。
第2話 突然姿を消したギョムそして5年後・・・
ギョムは突然映画界から姿を消した。ギョムの兄・ジュンが突然交通事故で意識不明になりリハビリに付き添っていた。退院しても兄の介護しながらアルバイトや原稿料をもらって映画評論家として暮らす。
5年後、2人は再会する。ムビは映画監督になっていた。ギョムはその映画を見にいく。舞台挨拶でムビに「これは恋愛映画ですか?描写が沈鬱だ」質問してしまう。ムビは驚きながらもそっけない態度(知らないふり)をとる。忘れようとしたのにその努力が無駄になってしまった。
ギョムは、ムビの師事・チュ・ヒヨン監督の回顧展へ行く。そこでまたギョムとムビは会ってしまう。「なぜ姿を消したのか?」ムビは聞くがギョムは兄のことは言わなかった。
ムビの向かいの家にギョムと兄が引っ越してきた。お互い偶然のあまり驚く。
第3話 ムビ家の向かいに引越ししてくるギョム
引っ越してからギョムはムビの視界に入ろうとベストを尽くすがすべて裏目に出てしまう。ギョムが知らないムビの姿があり新鮮に思う。そんな時ギョムを「ヌナ(お姉さん)」と呼ぶ若い男が家を訪ねてくる。病弱でいじめられていた幼馴染・ジョンフだった。
ギョムはジョンフが気になって仕方ない。友人のシジュンに相談するがギョムはどうしてもムビに消えた事情を説明したくない。兄のジュンはいつもギョムの望みをかなえてきた。
ムビはギョムに「謝らないの?消えたこと」と聞かれギョムは謝罪する。しかしすぐに仲直りにはならなかった。
ギョムの高校生の同級生ソン・ジュア(脚本家)とムビ(映画監督)が一緒に仕事することになる。
ギョムは映画評論家として映画監督ムビに取材する。「僕と一緒に映画みよう!」
ギョムは町中で人気者になっていく。
第4話 ギョムが人気映画評論家に
ギョムの映画評論は人気が高かった。ブロガーから人気評論家になり影響を与えれば収入が増えると出版社から勧められ、以前と違って辛口の批評が目立ちTVにも頻繁に出演するようになる。兄のリハビリにかかるお金を捻出するためだった。
ジュアはシジュンと7年間付き合っていたがジュアから別れを告げた。シジュンは納得してなかった。そんな中、ジュアの脚本、ムビが監督の映画がつくられることに。ジュアはシジュンを私たちの恋愛を脚本にしたい。手を貸してほしい、シジュンの曲が必要だと伝える。ジュアはシジュンが運が向いてきたらトップクラスの音楽家になることを信じていた。シジュンはジュアを手伝うことにした。
そんな中、ギョムが批判したク監督が自殺未遂を図ったと報道された。ギョムは病院にかけつけるとマスコミの餌食になり今度は批判を受ける立場に。ク監督は自殺ではなく深酒し睡眠薬飲んだため意識不明になった。ギョムの痛みに寄り添うムビ。
ギョムはムビに「僕はまた君を好きになる」告白してしまう
第5話 ギョムはムビに猛アタック
ムビもう二度と辛い想いはしたくないとギョムを蹴とばすが心は揺れる。ギョムは酔ったいきおでムビに着信拒否を解除してくれるよう頼むが。。。
ジュアとシジュンはぶつかり合いながらお互いを理解しようとする。
ムビの父親は毎年映画の上映会をしていた。いつか自分が監督した映画を上映できる日を夢みて。「ドリの森・映画の夕べ」を開催する。「本気で君を好きなんだ」とギョムはまっすぐにムビに告白して抱きしめる。
第6話 ムビはギョムに告白
ギョムはムビに偶然をよそおって会いにいく。「明日も偶然会わない?」だんだん2人の間の距離が縮まっていく。
ムビの映画は予想していた予算の半分で行わなければならず、シジュンに依頼せざるを得ない状況に。シジュンは曲作りに没頭する。そんな中、ジュアはシジュンの曲を聞いて男性ボーカルがいいから、シジュンに歌ってほしいと話す。
そんな中、兄ジュンが信号赤なのに横断歩道を渡ろうとしていた。ギョムは驚く。きまずい雰囲気が流れる。ジュンは居眠りすることが増えてきた。
ムビは初めてギョムを誘って出かける。ドライブに出かけるがギョムの車がエンストしてしまう。5年前ギョムがいなくなったのは兄ジュンに関係あったのか?ムビは複雑なのは嫌いだったから聞かずにいた。そしてギョムがどんな人でも好きだと告白
デモテープができてムビにシジュンの曲を聴かせる日がきた。
第7話 ジュンが亡くなる
兄ジュンは20歳のとき突然両親が亡くなり弟ギョムと2人きり一生懸命働いて育てた。感情を出さない兄で何に対しても欲がなく好きなものもなかった。ギョムは兄について何も知らなかった。
その兄がギョムと楽しい思い出を作ろうと旅行や遠出などいままでしたことがなかったことをやろうとしていた。医師から心肺機能が弱っていて合併症を発症すれば命を落とすと言われていたからだ。
ギョムは5年前事故で兄が死のうとしたことを知っていた。今回もまた兄が消えてしまいそうでギョムは「好きにすればいい!ぼくは今まで通り兄を生かす。兄さんが必要だから。やれるものならやってみろ。」思いの丈をぶつける。
ジュンは入院する前にギョムにメッセージを残していた。「自分を支えてくれたのはギョムだ。もっと生きたい。」と書かれていた。しかしジュンはすぐに退院できるはずが合併症を発症し急逝した。
第8話 ギョムは兄の死に苦しむ
コ・ギョムはムビと毎日散歩したりして普段通りの生活をしようとフリはするが、兄の死に苦しんでいた。
監督に「失った苦しみはその直後はあまり感じない。しばらくして恋しいのに二度と会えないことに気づくとそこから本当の苦しみが始まる。苦しみは避けられない。感じるしかない。その時は独りでいないこと。」
ギョムは車で寝ていた。ギョムはムビに「僕は壊れたかもしれない」ムビはギョムの家でしばらく一緒に暮らすことにした。「あなたは1人じゃない、愛している」支える。
シジュンはギョムを心配していたが声をかけることができなかったがギョムは理解していた。
第9話 ムビの映画が出資されなくなる
シジュンとジュアは高校のときから付き合ってお互い愛しあって幸せだった。ジュアはシジュンが自分のことしか考えておらず別れることを選んだ。別れたあとシジュンは傷心の日々を過ごしていたが、突然再会し自分が脚本する映画の音楽を担当してほしいと言われた。
シジュンはまだジュアのことが好きだった。シジュンは「ジュアに会うたびに心が揺れる、3回デートしよう」1回目のデート、いきなり手をつなぐシジュン、以前よりも大人っぽくなっているシジュンにジュアはとまどう。
ギョムは兄ジュンが使用していた車いすや椅子などをすべて捨てようとしたがジョンフに止められる。シジュンは「自分の人生を生きろ」説教する。
ムビの映画は出資がキャンセルされてしまった。マ監督は他スポンサーを探すようにムビに叱咤する。シジュンもジュアもショックを受ける。シジュンは自分には才能がないと音楽をやめようとする。
最終回 それぞれの人生を生き抜く
ムビは母親に父とのことを話す。母は、「亡くなった父は映画で思いを伝えること、諦めない姿を見せようとしていた。ムビは父に似ている。あなたの映画は父のように温かい。母親の愛情が足りなかったらごめんなさい。だからもう苦しまないで。私と2人で幸せに生きていこう。」
ムビはシジュンの素晴らしい曲を聞いても映画が製作できるよう出資者を探すことにした。
シジュンは店長に「愛はそれ自体が完成形だ。最高の恋愛をしたならそれで満足しろ。」そしてシジュンとジュアは「お互い本当に幸せだった・・・」と認め、これから友達でもない本当の別れをする。
ギョムは兄との思い出のビデオをすべて捨て兄の遺品を整理する。自分の知らなかった兄はたばこを吸っていてお酒も隠していた。夢に出てきた兄に「たまに夢に出てきてほしい。僕は大丈夫だから。兄さんのおかげで幸せだった」そして映画に飽きたから評論家はやめた。
1年6か月後、ギョムは映画関係の仕事は行わず、旅行会社の面接を受けていた。空気読めない回答するギョムは面接官には不評。ムビの映画は上映された。評判は上々でシジュンが作曲したサウンドトラックはヒットし一躍有名になっていた。
ギョムとジョンフは同居しムビとは続いている。お互いの人生を大事に生きている。
Netflix「恋するムービー」感想
予想していたストーリーはもっとラブロマンスによるのかな?と思ってましたが、「大切な人との別れ」残った人たちの苦しみ、どうやって死んだ人と折り合っていくのか深く考えさせられるドラマでした。10話があっという間でした。
韓国は儒教の国で家族の絆が強いと聞きますよね、日本ではここまで強い結びつきはないと思います。一番印象に残っているのは第7話。ギョムと兄ジュンとの関係、兄は20歳で両親が急に死んでギョムを育てなければならず自分の好きな人生は歩むことはできなかったけどギョムに支えられて生きてきた。感情を表に出さない兄とギョムとの葛藤が重くでも美しいなと思いました。
また最終回のギョムが「一瞬一瞬を大切にいきようと思う。日々の瞬間こそが、人生を長く支えてくれると。人生は映画ではなく現実だから。」このセリフ忘れないようにしようと思います。
チョ・ウシクとパク・ボヨンのケミストリーすごかったです。兄が亡くなりうまく感情表現ができず苦しむ姿はチョ・ウシクの涙でグッとくるものがありましたしムビを追いかける姿はとてもかわいいかったです。パク・ボヨンも気が強いけどしっかりもので優しいムビを完ぺきに演じてました。父の愛を求めて父が好きだった映画の世界に入る。やっぱり子供は親の背中をみるものですね。
「映画のよいところは不可能なことがないこと」と劇中にありました。韓国は映画は大衆の娯楽ですよね。ヒットする映画は韓国全体で盛り上がると聞いてます。わたしはNetflixでトップ10にある映画をみるぐらいですがもっと素敵な映画をもっとみようと思いました。
本当素晴らしいドラマでした。大切な人との別れがあったときまたこのドラマをみたいと思います。立ち直れるような気がします。