後先考えずにお金を遣ってしまって、気づいたら貯金がゼロ・・・50歳までそのような生活でした。
もし今入院が必要になったら?纏まったお金がなく不安と背中合わせでしたが、老後が近づいて今の生活では年金で暮らしていけないため自分の生活を見直しました。
それから4年が経過しようやく・・・200万円は貯金できました。
そのような経験から、このブログでは、
- お金を貯めたいのに貯金ができないのはなぜ?
- 浪費癖を直すには?
- 貯蓄を増やすコツは?
このような悩みを実際に経験している筆者が解説と方法を説明します。2分ぐらいで読めますので是非参考にしてください。
貯めたいのにお金を使ってしまう3つの原因
浪費癖を直そうと自分と向き合って分かったことのがこの3つです。自分の性格や習性を客観的に見つめ直すことが大切です。
不安な気持ちの解消
何らかの「物足りない気持ち」をお金を遣うことで発散させている可能性があります。
自分が意識してない「ストレス」からくる「不安な気持ち」を買い物をすることで、ストレス解消しているのです。
今の状態に我慢できない完璧主義
「足るを知る」という老子の格言がありますが、いまあるもので満足できない人です。
「完璧主義」は頑固な人が多いので、すぐに買わないと気が済みません。
極端にいうと「赤いペン」1本あれば事は済むのに、すべての色「12本入り」を購入しないと気が済まない。靴を色違いで購入しないと落ち着かないなど現状をすぐに改善したがります。
また他人と比較し自分が優位に立ちたいという強い気持ちもいま、すぐに購入することにつながります。
衝動的・自発的な性格
「自発的」というと前向きでよい印象を受けるときもありますが、浪費癖がある場合は、衝動的な性格が隠されています。ゆっくりと考えずに衝動買いしてしまいます。
誰かと買い物行くとき、すぐ買う人と、なかなか買わない人がいますよね。すぐ買う人は自発的(積極的)な方が多くないですか?わたしは人から「すごい行動力あるよね」と言われてました。
行動力・決断力が人より持っているから浪費癖につながるのかもしれません。
浪費癖を克服する方法
50歳から4年間で200万円貯蓄しましたが、35年間働いて200万円です。。。。自慢にできません。
しかし初めて100万円達成したときは嬉しかったです。実際に行った方法はこちらです。
家計簿をつけて出費を把握
明らかなお金が貯まらない原因は自分の出費を把握してないことです。
私は50歳まで一切家計簿をつけてませんでした。毎日つけるのは最初はハードルが高いので、レシートはすべてとっておいて、1か月の終わりにそれを集計し出費を確認することから始めました。
びっくりするぐらいコンビニで使用していたことがわかりました。食費に5万円以上使っており、自分の認識では2,3万円のつもりだったのです。
実態を把握してないことの恐ろしさを体感しました。
いまはその都度、出費を家計簿につけてます。まずは出費と購入先を把握することから始めたほうがいいです。
【収入−支出】の差額がマイナスにならないことが一番大事
出掛けない|家で楽しめる趣味を見つける
わたしが一番効果があったのは、この方法です。家にいれば必要以上にお金を遣わないで済みます。
素敵なものを「見ない」「知らない」意外と効果があります。ショッピングは決めたモノしか購入しないようにします。
そのためには、家で楽しめる趣味があったほうが良いです。
わたしは「韓国ドラマ」です。あっという間に1日が終わります。月に使用するサブスクリプションの金額は980円です。
分割払い(3回以上)・リボ払いはしない
利息が無駄であること、自分の資産の範囲内で一括払いします。
リボ払いの毎月同じ金額の引き落としも、気づいたら24回、36回払いで完済など、利息が本当に大きいです。無駄です。
現金払いが一番良いかもしれませんが、今のご時世キャッシュレス化です。カードの一括払いであればわたしは許容範囲内です。
自分の気持ちと向き合う
衝動買いしたくなったとき、「ちょっと待ったー」自分でブレーキをかけます。
「何か不安なこと、物足りないことがあるのかな?」自分で自分を客観的に感じてみます。
意外と自分が何かに傷ついていることに気づくことがあります。
その気持ちを買い物で解消することが悪いことではありません。自分のやりくりのなかで使えるお金があれば使っていいのです。
避けたいのは原因が分からず、「気がついたらお金を遣っていた・・・」状況です。
何かを大きいものを購入するとき十分な時間をとりましょう。
貯蓄を増やす3つのコツ
自分と向き合いながら、貯蓄を増やすことができれば満足感があります。
実際にわたしが実践した3つのコツを紹介します。
お給料日と同じ日に自動引き落としする貯蓄
貯蓄はNISAとイデコがおすすめです。その引き落としをお給料日と同日にします。
また「貯蓄」という概念ではなく、「費用」だと認識します。わたしは「光熱費の一部」だと思って、「使えないお金」だと割り切ってます。
気付いたら100万円・・・貯まりました。
「貯蓄」と認識すると、浪費してお金が足りなくなったときに引き出してしまう可能性があります。
貯蓄のことはこちらの記事も参考にしてください。
自分への投資につかう特別費の確保
老後の貯蓄は大事です。しかし生きていく上で自分の好きなことに遣うことも大事です。人生は1回きり。
自分への投資として年間使えるお金を確保します。私は今年は20万円です。年の初めに前年貯金できた金額から無理のない範囲で決めます。
今年、パソコンが古かったので新しいのに買い替えたかったのです。そのパソコンでいまこの記事を書いています。将来への投資です。
自分の将来に役立つことにつかうお金は投資です。ワクワクします。
旅行や洋服も自分への投資の一部として、自分で決めた年間の特別費から使用することで浪費癖を防ぐことができます。
毎月の収支を確認するための1人会議を開く
家計簿は必ず月で締めて収支を確認するために1人反省会を開きます。
収支に対して、気づいたことを確認します。たとえば食費の中で予算内に収まらなかったのは外食がいつもより多かったからだ!とか原因がわかります。
逆に予算内に収まったときは、余ったお金で好きなモノを買おう!とかご褒美につながります。
失敗したことがあれば次の月に改善していきます。
特別費を使用した月は残金を確認し、「自分への投資」だからという理由でお金を遣いすぎることを防ぎます。
毎月の生活費の予算がオーバーしたときは特別費から引きます(自分への投資が少なくなるので反省します)
浪費癖を直すには自分と向き合うことが大事
物足りない気持ちを、何かを購入することで自分の満足感を充足することは悪いことではありません。ストレス解消のためのショッピングは誰もが経験があるはずです。
でも「遣い過ぎ」は危険です。
自分の気持ちや考えに気づいて、客観的に自分を見つめてみることも大事です。他人の人には「大丈夫?」と声かけられるのに、自分に対して「あなた大丈夫?」と声掛けしてみてください。
いままで浪費することで必死に自分を守っているのかもしれません。でも自分の未来のために有効なことにお金を遣うように意識を変えましょう。
こちらの記事はシンプルライフに関する記事です。あわせてご覧ください。