私は今年2月に突然、正座すると激痛が走りました。整形外科クリニックで診てもらったところ原因は「変形性膝関節症」でした。
先生によると「あなたの膝は75歳ぐらいですよ」とレントゲンで膝の骨をみながらそう言われたとき寝耳に水とはこのことだなと思いました。
高齢の女性の4人に1人は発症する(診断してくれた医師より)そうです。
この記事を見つけてくれたのは膝が痛いからではないでしょうか?わたしが実際に診断された内容を見ていただいてもし該当するようなことがありましたら是非一度整形外科クリニックへ行くことをおすすめします。
実際に診断されたこと、理学療法士からアドバイスを受けたこと、そして今の状況について紹介します。今後の参考にしてください。
- 変形性膝関節症にそもそも治るの?
- 診断されたあと日常生活は?
- 変形性膝関節症がこれ以上悪くならないにしていること
目次から不要なところは飛ばしていただいて気になるところだけでも是非ご一読ください。
変形性膝関節症の始まり
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まずは変形性膝関節症のおさらいです。変形性膝関節症は、歳をとると自動車のタイヤのように膝の関節軟骨や半月板がすり減って、骨に直接体重がかかってしまい徐々に骨が変形してきます。これが変形性膝関節症という病気です。
日本ではこの症状を伴う患者数は約800万人であり、男女比は1:4と女性に圧倒的に多いのが特徴です。
わたしは頑丈な体だけが自慢でしたが、まさか膝にガタが来ていたとは。。。でもそれらしい前触れはあったのです。
痛みのきっかけと初期症状
私は35年間、事務職継続中でずっと座りぱなっしです。でも膝に激痛が走るまえに、椅子から立つときに膝が痛かったんですよ。なんでだろう・・・ぐらいしか思わず、痺れているのかな?と軽く思ってました。
痛みに鈍感なのです(笑)
でもこれは典型的な変形性膝関節症の症状だったのです。ずっと座りぱなっしは股関節は固くなるし、その分膝周りに負担がきていたということですね。
診断の様子と結果
診断結果は「初期の変形性膝関節症』で見極めは膝にお水が溜まっているか、否かで初期と中期が分かれるそうです。
診察していただいた先生に言われたことは・・・
- 膝関節の間(半月板あたり)を指しながら、全然隙間がない。
- 触診して水は溜まってない。
- (レントゲンをみて)75歳ぐらいの膝
- これから正座は絶対にダメ
- 半月板を調べたほうがいいからMRI受けてね
- リハビリ受けていってね。
リハビリというのはストレッチですね、整形外科の中にリハビリ室がありました。そしてまた作業療法士の若いお姉さんにも・・・・ダメ出しで言われたのは、
「股関節が固すぎる」
「膝の内側(内側広筋)に力が入ってない」→これは筋肉がないってことです。
毎日ストレッチが必要
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3週間後、MRIの結果は問題ありませんでした!半月板は年相応だったらしいです。通院も不要だと言われました。
痛みによる日常生活への影響
とにかく正座は絶対にダメ!
診察してくれた先生からキツク言われたのでそれは守ってます。でも正座はしなくても膝を折り曲げることは結構あります。曲げる度に痛いです。
毎日ゆるーいジョギングしていたのですが、ウォーキングに変えました。これは私の判断です。ウォーキングのほうが膝には優しいと思いました。
また歩きすぎると膝が悲鳴を上げるのでそのときはふくらはぎと膝上に湿布貼っています。
これは効果がある!と思ったのは、座って立つときは、いったん立つ前に、座ったままで足を伸ばしてます。いきなり立って歩くよりはストレッチを入れると大分違います。
変形性膝関節症の現状
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今年2月に診察をうけてMRI結果がよかったので、もう来なくていいよ!とあっさり診察が終わってしまったのですが、それから4か月ぐらい経過しました。
症状は変わらずです。すり減ってしまった軟骨は元には戻りません。この痛さも自分の一部だと思って生活しています。あとは自己責任でこれ以上悪くならないようにするだけです。
治療後の経過と現状の生活
もう診察に行かなくてよくなったのは安心した半面、55歳の私が「変形性膝関節症」と診察されそして衝撃的な「75歳の膝」だと知ったことはよかったと思ってます。もし知らなかったら何も対策をとってませんでした。
もっと悪化してから気づいたかもしれません。今回の診察結果をうけて私がいまやっていることを紹介します。
症状を悪化させないための「毎日やることは3つ」
継続は力なり・・・私がいま行っているのは3つです。それ以上多いと続かない・・・・。
- ずっと座りぱなっしではなく1時間に1回は動く
- 毎日朝と夜にストレッチする
- 1日5000から6000歩歩く
どれも体を動かすということですね。座りぱなっしで仕事をしていれば気づかないうちに1時間や2時間すぐに経ってしまいます。でも意識して1時間に1回は立つようにしたほうが膝の負担は少ないような気がします。
膝の折り曲げは痛みがないときは気づきませんが、きっと何かしらの負担があるのですよね。
ストレッチも5分だけですけど朝と夜、膝と股関節のストレッチしています。Youtubeで”変形性膝関節症””ストレッチ”で検索するとたくさん出てきますが、その中でいくつか試すことをおすすめします。
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人間の体は千差万別です。自分の身体にあったストレッチを見つけてください。
変形性膝関節症を予防するための5つのポイント
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これ以上悪くならないようにするために心掛けていることになります。
できる限り長く、自分の足でしっかり歩いて健康的な自分でいたいです。
適切な体重管理
私を見てくれた先生が診察の最後に言った言葉です。
「太ったら膝にくるよ!太らないように気を付けてね」
わたしは家に体重計ありません。もしかして膝が急に痛くなったのは太ったから?とふと思いました。
先生は「太ると一番先に膝に負担がくる」そうです。できる限り適正な体重を心掛けたいと思います。
定期的な運動
適度な運動とストレッチ、これが万病に効くようです。膝も痛いからって動かさなかったら、固まってしまって余計動きが悪くなってしまうようです。
リハビリのお姉さんが言ってました。「長い時間やるのではなくて、自分ができる2か3つぐらいのストレッチとウォーキングを継続してやりましょう」
毎日少しの時間でいいのでやる習慣をつけるのが一番大事だと思います。なかなか面倒になってしまって3日坊主になることもあるかもしれませんが、そんなときは自分を許してください。完璧を目指さなくていいのです。
でもだんだんやる頻度を増やしていくと自然と習慣になっていきます。
正しい姿勢と動作
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みなさん、自分の靴ってどんな感じですか?
わたしはスニーカーがほとんどですが、脱ぎやすいように紐をすごい緩めて履いていたのです。
今回のことで自分の足をサイジングして自分の足に合った靴を選んでくれる靴屋さんに行ったのです。
今まで自分が履いていた靴が24.5cmだったのですが、25.5cmを履くように言われました。ウォーキングしたりジョギングする場合、足が靴内で動くからそれぐらい余裕が必要なんだそうです。
いままで靴が小さいから、足が窮屈になって前につんのめるような歩き方をしていたのも、膝の負担になっていた原因の一つだったようです。
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楽な靴じゃなくて自分の生活習慣に合わせた靴を選ぶって大事です。
靴を変えたら、自然と歩く姿勢がよくなりました。「かかと」から歩くのがポイントです。
定期的な健康チェック
健康診断は毎年1回受けてますか?でもそれって血の成分とか体の内のことなんですよね。
わたしはこの変形性膝関節症のことがあってマッサージ(指圧)に行くようにしました。
60分3000円のところです。
月に2回行きたいけど月1回だけです。自分と相性がいいマッサージ師を見つけるのは難しいのですが、変形性膝関節症のことを伝えて股関節や、膝の周辺をストレッチしてくれて、終わったあと膝が軽くなります。
月に1回メンテナンスすることで安心感も生まれますし膝も軽くような感じがしますので続けてみようと思います。
症状の早期発見と定期的なセルフチェックが重要!
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変形性膝関節症は高齢の女性が4人に1人は発症するそうです。
どうして男性よりも女性のほうが?考えたとき1つの理由に、靴?も原因の一つではないかと思いました。パンプスやハイヒールは窮屈ですよね。
好きな靴を履くことをやめるのではなく、自分の足をケアすることが大事だと思います。
自分の膝であと30年以上は共にしますので、今回の記事にあるような予防をして自分の膝を大事にしていこうと思います。75歳になったときいまの膝は年相応だと診断されることを目指します!
こちらの記事も「いざ病気になったら」事前に備えておくポイントを紹介してますのでご覧ください。
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