Netflixシリーズ「イカゲーム」シーズン3の配信日が6月27日(金)から始まりました。。全6話です。
シーズン2が昨年末に世界配信され5週連続でNetflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)の1位を記録していることから、このシーズン3最終章は世界中で注目されています。
シーズン3最後まで一気見しました。想像外のことが多くて驚きと悲しさの連続でした。
この記事はイカゲームシーズン3のあらすじ※ネタバレありです。視聴するのを楽しみにしている方はご注意ください!!

ネタバレしてます。結果だけすぐに知りたい方におすすめします。
イカゲーム3の前に2の復習
人生詰みかけだった気弱なソン・ギフン(イ・ジョンジェ)が、ゲームで優勝してから3年後、シーズン2では、ギフンが謎多きゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)と同じチームで生き残りをかけてゲームに挑戦していきます。しかしギフンは、イカれたゲームに終止符を打つことを決意。シーズン2もまたゲームが進むにつれ、凄惨な死が続いていきます。詳しいあらすじ(ネタバレあり)はこちらをご覧ください。


イカゲーム3ファイナル~シーズン2生き残っている主要キャスト
生き残っている方たちはこちらです。
①456番 ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)主人公 シーズン1の優勝者
②222番ジュニ(チョ・ユリ)妊婦で父親はインフルエンサーミョンギ
③333番ミョンギ(イム・シワン)借金地獄のイン
④007番ヨンシク(ヤン・ドングン)&⑤149番クムジャ(カン・エシム)お互い知らずに参加した親子
⑥120番ヒョンジュ(パク・ソンフン)性別適合手術を望むトランスジェンダー
⑦044番ソンニョ(チェ・グッキ)祈祷師
⑧124番ナムギュ(ノ・ジェウォン)狡猾男
⑨388番デホ(カン・ハヌル)元海兵隊員
⑩125番ミンス(イ・デヴィッド)
⑩001番ファン・イノ(イ・ビョンホン)フロントマン



ヒョンジュと妊娠中のジュニがどうなるのか?が一番の関心事でした。
イカゲームシーズン3あらすじ※ネタバレあり
イカゲーム3第1話から第6話までをゲーム毎にまとめています。お時間があればぜひ本編もご覧ください。迫力というか怖さが倍増します。
第4ゲーム かくれんぼ中にジュニが赤ちゃんを産む
ガチャガチャで紅組と青組に分かれる。
青組は出口を見つけて30分以内に脱出するか隠れて紅組に捕まらなければクリア。アイテムは場内のドアを通過できるキーが渡される。出口は〇✖□の鍵を3つ差し込なければクリアできない。紅組は30分以内に隠れている青組を見つけ殺せばクリア。アイテムは剣、これで人を殺害しなければならない。
ゲームが始まるとジュニが破水してしまう。ヒョンジュとクムジェが傍で見守る中、無事に生まれる。しかしヒョンジュが後ろからミョンギ(ジュニの赤ちゃんの父親)に殺害される。
ギフンは幼馴染のチョンべがフロントマンに殺害され意気消沈、チョンべを含め35名全員脱落(殺害)したのはデホが拳銃の弾を届けず裏切りによるものだった。ギフンはデホを殺害
ヨンシクは母親クムジェとジュニ(青)を見つける。ジュニを殺害しようとしたが母クムジェはジュニ母娘を助けるため息子をかんざし刺し殺す。
ジュニと赤ちゃん、クムジェ、ギフンは勝ち抜く。35名脱落、残り25名,賞金は431億円



ヒョンジュがジュニと赤ちゃんを守ったのに父親のミョンギによって殺害されるとは。。。かわいそうな結末でした。
クムジェがジュニ母子を守るために自分の息子を殺害するとは。。。かわいそうでかわいそうでショックでした。
第5ゲーム ギフンは赤ちゃん抱えて大縄跳び
クムジェはギフンにジュニと赤ちゃんを守るよう伝え、息子のあとを追って夜中に首つり自殺する。
残りは24名、次のゲームは大繩跳び、20分以内に縄を跳びながら橋を渡り、向こう側に着けばクリアだ。
ジュノは足のくるぶしを酷くひねっており歩くのもやっとだった。フロントマンは赤ちゃんも1人としてカウントしゲームに参加させることに。ギフンは1番目に赤ちゃんを抱いて渡り切った。
次々に参加者が渡ろうとするが橋の上で挑戦者同士が押し合い次々に脱落する中、残り1人ジュニが渡ろうとする。ギフンは助けようと必死に戻ろうとするがジュニはギフンに赤ちゃんを託し自ら落ちて死亡。
16名脱落し、9人生き残り。運営側ははジュノが付けていた222を赤ちゃんに付与する。



ジュノが自ら飛び降りて死亡・・・産んでから1日か2日しか赤ちゃんと一緒にいれませんでした。ギフンにあとを託します。
話しは変わりますが、大縄跳びなつかしかった。ただでさえうまくとべないのに橋の上で飛ぶなんて絶対にできない。。。。
最終イカゲーム 9人で最小3人の脱落者を決める
最終ゲームは第1-3ステージまであり、それぞれで1人ずつ脱落者を決める。3人脱落したら残り6人はクリアとなる。高いステージ上に9人があがる。落ちたら即死。456ギフン、222赤ちゃん、333ミョンギ、他6人。まずは第1ステージ、125番ミンスが落とされる。
第2ステージ 222赤ちゃんを脱落させようとギフンが窮地に追い込まれるがミョンギがギフンの味方につき336番が落とされる。ここでミョンギは赤ちゃんは自分の子供だと告げる。仲間内で暴力や殺害が始まり、残ったのは333ミョンギ、456ギフン、222赤ちゃんの3人
第3ステージ 456番ギフン 、222番赤ちゃん、333番ミョンギの3人。ミョンギはギフンに赤ちゃんを渡せ!!ギフンは自分が犠牲になろうとミョンギに作戦を伝えようとするがミョンギは正気を失っていた。ミョンギとギフンの対決、2人は崖から落ちそうなるがギフンは寸前で崖の端に捕まりミョンギは落ちた。
ギフンと222赤ちゃんが残った。ここでようやくギフンは第3ステージのスタートボタンを押し、ステージ上でギフンは赤ちゃんを抱えたまま立ちつくす。「俺たちは馬じゃない、人間だ。人間は・・・・」そして後ろ向きのまま飛び降りる。456番ギフン脱落
残ったのは222赤ちゃん、GAME OVER
海洋警察がきているためフロントマンは建物を破壊。赤いマスク達は脱出する。



ギフンは赤ちゃんを生かすために自ら飛び降ります。ギフンが残したセリフ、「人間は・・・」に続く言葉は視聴者に自由に考えてほしいというのが伝わってきました。たしかに人間は・・・に続く言葉。わかるようで言葉にできない。この第5話と第6話は絶対にみたほうがいいです。
赤いマスク11番と246番はどうなった?
赤いマスク11番はカン・ノウル。脱北者で遊園地で着ぐるみのアルバイトしていたとき絵描き父と娘に出会う。その父が246番パク・ギョンソクだった。ゲームで殺害されそうになったパク・ギョンソクを助け、施設から脱出させる。
赤いマスク達が追ってくるがファン刑事たちに助けられ救出される。カン・ノウルは施設にある資料室で自分の情報をみる。夫と娘と撮った3人の写真があり、夫も娘も死亡と記載されていた。ノウルは自殺しようとしたが、ギフンが赤ちゃんを助けるところをみて生きようとする。
6か月後、ノウルはパク・ギョンソクと娘に会いにいく。多くの支援者により娘は手術できることになったことを聞く。
ノウルの娘が中国にいると支援者から聞き中国へ向かう。
222赤ちゃんはどうなった?フロントマンの最後の仕事
フロントマンのイノ(イ・ビョンホン)の弟ファン刑事は、最後の最後に会うことができたが、イノは222赤ちゃんを抱いてすぐに去ってしまう。
6か月後、ファン刑事が家に帰ると222赤ちゃんと手紙があった。そこには222勝者と書いてあり、キャッシュカードが入っている。残高を調べると456億円入っていた。イカゲームの賞金だった。
イノはロサンゼルスにいるギフンの娘ガヨンに会いにいく。まさか父が死んでいるとは思わなかったガヨン。イノが渡した遺品にはキャッシュカードと血まみれになったユニフォームが入っていた。キャッシュカードはモーテルに置いていたギフンの優勝賞金だった。
イカゲーム3最終回までみた感想
最後の最後、フロントマン・イノはアメリカでめんこゲームが行われているのをみます。めんこ男が、なんとケイト・ブランシェットさんというアメリカで有名な女優さんでした。華麗なるめんこ捌きでしたが、あんな残酷なゲームがはアメリカでも行われている虚しさ・・・。
イカゲームは「競争社会の縮図」だと思います。欲にまみれた大人達、だけどお金がなくてしょうがなくてゲームに参加し、参加しながら人間らしさがなくなるところ。「自分は違う」なんて言いきれない。同じ場にいたら勝つことしか考えないだろうなって思います。
でもそれでも自分ではなく他人を守るために必死になるヒョンジュのような存在が人間のいいところだと思います。「愛」というか、良心、正義が大事で誘惑に負けなかったギフン、最後まで良心を捨てなかったヒョンジュとおばあちゃんの「愛」。そこに救われました。
フロントマン・イノが生きていたことでイカゲームの続編はいつか、いつかまた叶うかもしれません。



イカゲームは「自分だったらどうする?」とマジで考えてしまう。わたしは最後まで良心を持つことができるのか。。でもすぐに脱落しそうです。