「クジャクのダンス、誰が見た?」第1話から最終回あらすじ※ネタバレあり

このドラマは、1/24からTBSでスタートし同日Netflixで配信されています。浅見理都さんの『クジャクのダンス、誰が見た?』が原作(漫画)です。

まだ原作は完結してません。このようなケースの場合、原作に忠実ながらも脚本家が結末を決めますが、果たして犯人は!?タイトルの「クジャクのダンス、誰が見た?」 はインド哲学の一節だそうです。 本作においては“たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない”という意味を持つと説明がありました。

「冤罪は許されない」ということと「真犯人は罪から逃れられない」というメッセージのような気がします。

この記事では、

  • 配信スケジュール
  • キャスト紹介
  • 第1話から第10話まであらすじ要約(※ネタバレあり)最終回まで更新済

を紹介します。時間がなくて第1話から見れてない方やサクッと内容を知りたい方、また今後の展開について予想してますので楽しんでいただければと思います。

広瀬すずさん美しくなったな~としみじみみてます。松山ケンイチさんは痩せましたね。

目次

Netflix「クジャクのダンス、誰が見た?」配信スケジュール

TBSの金ドラは全10話で終わることがほとんどです。Netflixは地上波放送後に更新され視聴可能となります。
突発的なことがなければこちらが配信スケジュールになります。
視聴率もチェックしていきましょう。

第1話 2025年1月24日視聴率 7.8 %
第2話  2025年1月31日視聴率 6.4%
第3話  2025年2月7日視聴率 6.3%
第4話  2025年2月14日 視聴率 6.3%
第5話  2025年2月21日 視聴率 6.2%
第6話  2025年2月28日 視聴率6.1%
第7話  2025年3月7日 視聴率 6.8%
第8話  2025年3月14日 視聴率 6.6%
第9話  2025年3月21日 視聴率6.5%
第10話  2025年3月28日 視聴率7.0%

Netflix「クジャクのダンス、誰が見た?」キャスト

山下心麦(やました・こむぎ)・・・広瀬すず
松風義輝(まつかぜ・よしてる)・・・松山ケンイチ
山下春生(やました・はるお)・・・リリー・フランキー
神井孝(かみい・たかし)・・・磯村勇斗
波佐見幸信(はさみ・ゆきのぶ)・・・森崎ウィン
阿南由紀(あなん・ゆき)・・・瀧内公美
赤沢正(あかざわ・ただし)・・・藤本隆宏
赤沢京子(あかざわ・きょうこ)・・・西田尚美
遠藤友哉(えんどう・ともや)・・・成田凌
遠藤力郎(えんどう・りきろう)・・・酒向芳
木村夏美(きむら・なつみ)・・・原日出子
ありさ・・・清乃あさ姫
山下静香(やました・しずか)・・・仙道敦子

「クジャクのダンス、誰が見た?」あらすじ(※ネタバレあり)

第1話からのあらすじを簡単にまとめてますがネタバレがありますのでご注意ください。

第1話 心麦(こむぎ)の父が放火により殺害される

大学生の山下心麦は、警察官の父春生と馴染みの屋台でラーメンを食べている。途中で心麦はサークルの集まりに出かけ、父は迎えに行くと約束するが、駅で待っていても来ず。自宅に戻ると火事が!父は亡くなる。

父の同僚であった赤沢が早々に犯人を逮捕、犯人は春生が22年前に資産家一家が殺された東賀山事件で逮捕した男の息子友哉だった。

心麦は、屋台ラーメンの主人から春生からの手紙を渡される。そこには300万円と春生からの手紙が入っていた。

もし私が想定する最悪の事態、すなわち私が殺されたとして、いかに上げる人物が逮捕されたとしたら・・
・三木田辰雄 ・津寺井幸太 ・遠藤友哉 その人は冤罪です。もしその人が逮捕されたら下記の人物に弁護を依頼してください。松風義輝 300万円はその弁護士費用です。」と書かれていた。

逮捕されたのは「遠藤友哉」だった。心麦は松風の事務所を訪ね「遠藤友哉の弁護をしてください」と頼むが、松風は半信半疑で断る。

一方、心麦は遠藤友哉を逮捕した赤沢を訪ねる。過去の「東賀山市一家惨殺事件」ー林川さん一家6人は手足を縛られ、螺旋階段の手すりにつるされて殺害された。生後半年の次女は奇跡的に助かっている。その事件で逮捕されたのは近くに住む遠藤力郎、友哉の父だった。

松風は「遠藤友哉」に面会、友哉は事件について沈黙していた。その理由を聞くと「理由を知ってるのはクジャクだけ」と答える。

その後松風は心麦に「クジャクのダンス、誰が見たって言葉知ってますか?」質問される。ジャングルの中でクジャクのダンスは誰も見ていなくても、本当のことを知っているのはクジャクだけだって。誰も見ていなくても踊っていたという事実からは逃れられないという意味。

そして松風は友哉の弁護を引き受ける。

第2話 心麦(こむぎ)の父が放火により殺害される

出版社に訪れた心麦は記者の神井に「あなた、山下さんの本当の娘じゃないですよね…。」理由は似てないからという勘だというが・・・。

遠藤友哉は死刑囚になった父との逮捕前の生活を回想する。庭師だった父は母親が家を出てから仕事をせずパチンコに通っていた。父は東賀山事件の目撃証言しただけなのに第一発見者として逮捕されその後犯行を自供する。友哉は自分が逮捕され気づいた。「父はやってない。疲れてしまったのだと・・・」

心麦は松風の事務所でアルバイトすることにする。赤沢刑事に父の手紙を見せる。心麦は遠藤友哉が犯人ではないと信じていることを伝えるが、赤沢は否定する。逮捕の要因は、新宿の喫茶店で友哉と心麦の父春生が口論していた目撃情報があったからと伝えるが。。。

その後、友哉は松風に「俺が、山下春生を殺しました」と自供し、「やってもらいたいことがノートに書いてある」そのノートには、父との面会など要望週刊ジダイの神井さん(信頼できる人)に連絡することが書かれていた。

神井は松風と心麦に白い封筒を手渡す。それはDNA鑑定書が入っており、「疑叔母「木村夏美」は疑姪「山下心麦」の生物学的叔母である可能性は極めて低い。」というものだった。

「やっぱりあなたはお父様(春生)の子どもじゃない。」「東賀山事件で生き残った林川うたさん。その子とあなたが同年代というのは単なる偶然ですかね?」心麦は放心状態・・・・。

第3話 心麦は春生の娘ではない 

神井は、心麦に伯母の夏美(原日出子)と血が繋がっていないとDNA鑑定書を見せる。夏美は訪ねてきた心麦に春生の妻・静香は妊娠できない体だったと伝え、春生の遺産は血がつながってないから渡さないと。

松風は神井から友哉の資料を手に入れる。その音声データには友哉の声と心麦の父・春生の声だった。

赤沢刑事は染田の前科を調べさせる。染田と春生は30年来の付き合いだった。染田は「サインの偽造、覚せい剤使用で実刑2年」のマエがあった。

赤沢刑事は友哉を起訴状を出したが、阿南検事は友哉の自白をとるように指示する。阿南検事は春生が手紙を残していたことを誰か(黒幕)に伝える。

心麦は、東賀山事件で生き残った林川歌の生年月日を確認し自分と生まれ年が違うことを確認する。戸籍抄本を確認すると続柄は「長女」と記載されていたが・・・。心麦は何があっても父を信じることを松風に伝える。

山下さんの手紙を偽造したの自分だと染田が自白する。

第4話 ラーメン屋染田の過去

松風は正式に遠藤友哉の正式弁護士になるが、友哉によると神井が録画した映像を見せてないことが分かった。松風は神井にあって直接動画をみると、春生が友哉に「力郎さんは東賀山事件の犯人ではない」と謝罪していた。

ラーメン屋の染田は、「山下さんを裏切った」と心麦に打ち明ける。染田は父から受け継いだ畳屋を設備投資したがバブルがはじけ倒産し家族がいなくなった。そのとき若い男に会い覚せい剤をもらい詐欺で警察に捕まる。そこで春生と会う。

染田は、春生の遺書を偽装したのは1000万円と覚せい剤と引き替えにある者からの指示。心麦は染田の身を案じ松風弁護士事務所に連れていくが染田は忽然といなくなってしまう。

そのころ松風は春生が書いた遺書にあった「美木田辰雄」 が遠藤力郎の弁護をしていたことを知る。

遠藤力郎は東賀山事件の真相をつかんでいた。ジャングルへの唯一の手掛かりは染田さんだ。しかし染田は消えてしまった。警察も見失ってしまった。

染田は江戸川で見つかるが、意識不明でそのまま息を引き取った。

第5話 松風の父親が生きている

ラーメン屋染田は司法解剖から大量の薬が飲まされていたことがわかった。他殺で捜査が始まる。死ぬ寸前に心麦に「春生の遺書を誰かに依頼されて偽造した」と話したことを赤木刑事に伝える。

心麦の父・春生は裁判所に頻繁に行っていたのは松風が裁判所に行っていた日。さらに鳴川弁護士が担当していた事件を傍聴していたことがわかった。

松風と心麦は東賀山事件の元弁護人・美木田辰雄に会いにいく。春生に松風を紹介したのは美木田だった。春生は生前「遠藤力郎は犯人じゃない」と言っていた。美木田は、生き残った「歌」を引き取ったのが親戚の津寺井幸太だと心麦たちに教える。

松風弁護士の父は元警察官だった。旧姓久世で、父久世は赤木刑事と関係があったがいまはどこにいるか知らない。

阿南検事は心麦に電話をかけ呼び出し(事情徴収)する。松風に電話しているとき、ある男とすれ違う。それは松風の父・久世だった。

京子が心麦に晩御飯を持ってきたときに水を持参してきたんですが、この水はあやしい。赤木刑事も顔色悪いし。あと猫の刺繍が入った「お守り」GPS(または盗聴器?)と思います。赤木に頼まれたのでしょう。

第6話 鳴川弁護士が松風に合流

検事の阿南が心麦に会う。染田は死ぬ間際まで覚せい剤をやっていたこと、お金欲しさで心麦に(手紙を偽造したのは)ウソついたと聞かされたが、心麦は否定する。

阿南検事は黒幕(父親)に手紙が偽造だと認識させることを命令されていた。父親と母親は愛人関係だった。

心麦の父親が裁判で傍聴していたのは元検事の鳴川弁護士の事件だった。鳴川は遠藤友哉の裁判を手伝うことに。

週刊ジダイの神井は染井の死亡事故と東賀山事件がつながっていることを記事にしようとした。そして赤木刑事が東賀山事件でもかかわっていたことも書いてある。阿南はそれを逆手にとって赤井刑事に遠藤友哉の自白をとるよう強要する。

心麦と鳴川は、東賀山事件で生き残った歌を引き取った津寺井幸太に会いに行く。そこで歌の写真をみせられ、心麦は自分は歌ではないと確信をもつ。

松風は遠藤友哉と接見し父親の力郎に会ってほしいと頼まれる。松風は自分の父親が失踪していることを話し、できるかぎり遠藤友哉と父親を合わせたいと思っていることを伝える。

赤木刑事は松風に「久世さんはどこにいる?」いきなり父親のことを聞いてきた。

津寺井幸太が心麦にみせた歌の写真はいかにも偽造っぽい。
赤井の部下に秋貞って若い刑事がいますが、阿南検事の父親(黒幕)の息子のような気がします。黒幕の情報源は秋貞のような・・・。
久世刑事(松風の父)もこの黒幕を追っているはず。

第7話 心麦は自分が「歌」だと知る

鳴川弁護士と心麦は、週刊ジダイの神井に会いに行く。神井は「歌」の母子手帳をみせる。担当医・阿波山と助産婦・高畑の名前は父の手紙にあった2名だった。松風と心麦は会いにいく。

阿波山は、赤沢が津寺井から歌を守ったと話す。事件後、津寺井は歌を金儲けで引き取ろうとしたが、赤井刑事は阻止するために阿波山に出生届の偽造を依頼し、歌は山下家で育てられることになった。山下家に歌が引き取られるときのビデオを阿波山は山下から預かっていた。それをみた心麦は号泣・・・

赤沢刑事は阿波山に呼び出され会いに行く。「人が良すぎる」と一言。そして阿波山医院が火事に・・・。

阿波山医院が最後に火事になります。まるで山下春生さんが亡くなったときのように・・・・犯人は同じかもしれません。赤沢刑事は違うはず。

第8話 阿南検事の父親はまさかの鳴川弁護士

心麦と松風は昨日会いに行った阿波山夫妻が火事で亡くなったニュースをみて驚愕する。会いにいったのが原因なのか?警察は石油ストーブの引火による事故だとして捜査しない。心麦は赤沢刑事に会いにいきすべて捜査してほしいと伝える。赤沢は偶然発生したと取り合わない。

松風は赤沢刑事の同僚だった父親の消息を確認するために母親に5年ぶりに会いにいく。家を出てから一度だけかかってきた電話番号を聞く。

神井記者は友哉に会いに行き、東賀山事件の最後の鍵を握る人物を見つけたと報告する。

松風は父親の久世に会いにいく。父は知り合いの会社で警備をやりながら経理をやっている。久世は山下春生と少し前に会って赤沢刑事のことを聞かれていた。赤沢は犯人逮捕のために手段を選ばないやつだと忠告される。山下は久世に「赤沢が奥さんと別居していたことがあったのを知っていたか?」と聞かれた。

小麦は赤沢京子に会いにいく。京子は自分の息子を守るために心麦に手をひくように伝え、1億の通帳を渡す。

京子のもとに「廣島育美」からメッセージがくる。

阿南検事の父親は、鳴川弁護士だった。

義輝と父親との対面で「信じてあげれなくてごめん」とお互いが泣くシーンはよかったです。

第9話 小麦の本当の母親がわかる

鳴川は、娘の阿南由紀検事に対して立派な父親になりたかった。しかしある電話で東賀山事件で逮捕された遠藤力也が無実だと知る。すでに娘の由紀は本部係で出世していて自分が冤罪を出した検事だったことで足を引っ張りたくなかった。事件の真相を追っている春生を染田を使って見張らせ死亡後は遺書を偽造したとウソつくように指示した。

染田が心麦に真相を話すと言ったのでクスリを売っていた闇組織に殺害指示をだす。次に心麦たちを見張るために自ら松風弁護士事務所に入り動向を追い阿波山産婦人科を火事にして夫妻を殺害したのも鳴川だった。鳴川は遠藤力也を冤罪にした責任をとるため、娘にもう自分の背中を追わせないために自首する。

松風と心麦は春生の遺書にあった最後の廣島育美(太田育美)に会いに行く。数年前に脳梗塞で倒れて認知症も併発していた。「おかちゃん、歌ちゃんは元気」とつぶやく。廣島育美はウェッドリバーウォーターの社長だった。

神井は赤沢刑事にある小雑誌を見せる。そこには廣島育美と妻の京子の姿があった。同じ雑誌を小麦たちもみる。京子の息子の守に京子の旧姓を確認すると「よしおか」だった。おかちゃん、京子が心麦の母親なのか?

赤沢刑事にGPSを仕込んだ神井、行先は林川家だった。小麦たちと一緒に向かうと、刺された赤沢と包丁を手にした妻の京子(西田尚美)がいたー。

京子は怪しいと思ってましたがまさか5人を惨殺し春生も殺害していたのか?いよいよ最終回です。色々謎が残ってますので伏せん回収見届けたいです。

第10話 東賀山事件の真相と春生の最後の言葉

赤沢は京子が死ぬのを止めようとして包丁が突き刺さってしまった。京子が刺したわけではない。

京子は心麦に東賀山事件の真実を話す。

  • 京子は赤沢と結婚し長男守が生まれる。京子は弟が5歳のとき餓死していた。
  • 京子は赤沢の反対を押し切り幼馴染の廣澤育美と会社を立ち上げる。そこで林川安成と出会う
  • 2人は不倫の関係になり歌が生まれる
  • 安成は離婚は歌を林川家に迎え入れようとする。その日林川家にいくと
  • 妻の里子が子供2人殺し祖母も殺害。安成も殺害しようし、逆に安成が里子を絞め殺す
  • 林川家の名誉を守るために全員殺害されたことにるために安成は京子に頼む。安成は自殺
  • 事件の現場に一番に着いた春夫は泣いている赤ちゃんを2Fへ連れていく
  • 赤沢達刑事がやってくる。

裁判が始まる。クリスマスの日、山下春生に呼び出された京子、春夫に「あなたの知っていることを教えてほしい。小麦に嘘をつくのはやめよう」と説得されるが守の人生も含めてすべてがめちゃくちゃになることを恐れた京子は睡眠薬を飲ませ火をつけた。

その後鳴川弁護士に協力してもらい染田、阿波山夫妻を殺害。

赤沢は心麦に春生のスマホを返す。そこにはクリスマスプレゼントで心麦に言おうと思っていた感謝の言葉が入っていた。「生まれてきてありがとう」

遠藤力也もまた友哉と再会する。当時用意していたクリスマスプレゼント(野球のグローブ)が入っていた。

「生まれてきてありがとう」心麦がクリスマスプレゼントで感謝の言葉がほしいと言ってたのを練習していた。

Netflix「クジャクのダンス、誰が見た?」感想まとめ

京子が林川一家5人を殺害はしてなかったですね。赤川刑事が生きててよかったです。

全体を通した感想は、心麦と京子が当事者だけど、それ以外の人がやたらと出てきたてなぜかみんな死んでいく。京子は鳴川弁護士を冤罪をたてに染田と阿波山夫妻の殺害を手伝わせますが、娘の出世を邪魔したくないからといって殺人までするとは。。。京子にとって守が一番だったんだな。

遠藤友哉と力哉親子の再開はさすが演技派の2人、感動しました。

くじゃくのダンス誰がみた? 本作においては“たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない”という意味を持つと説明がありましたが、クジャクは京子でしたね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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