お一人様の老後で一番の心配は住居だと思います。賃貸と持ち家、どちらにするかは人それぞれの環境や価値観によって違ってきます。それぞれのメリットとデメリットを把握し早いうちに選択しましょう。
わたしはいま55歳で派遣社員です。自分のいま置かれている状況では老後も「賃貸暮らし」が現実です。デメリットも大きいですが長期的な目線で選択したつもりです。
このブログはこのような悩みをお持ちの方にぜひ読んでいただきたいです。
- 老後の一人暮らしに不安がある人
- 賃貸のメリットとデメリットを知りたい人
- 持ち家のメリットとデメリットを知りたい人
賃貸も持ち家について情報が整理し選択するうえで参考になりますので、ぜひご一読ください。
50代なら老後の住まいを考える
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すでに賃貸か持ち家か?決められてますか?50代はどちらか決めておく必要があります。働ける現役時代の終わりが見えているからです。老後の資金がいくら不足するのか、不足するのであれば計画を立てます。
まずは賃貸、持ち家のメリット、デメリットをご確認ください。
賃貸のメリット・デメリット
それぞれ大きな理由を3つずつあげます。
- ライフスタイルに合わせて住む場所を変えられる
- 借金の負担がない
- 災害時にメンテナンスの負担はない
- 毎月の家賃がかかる
- 高齢になると審査が通らない
- 資産が残らない
賃貸は、あたりまえですが
家賃を払い続ける必要があります。月5万円の部屋に30年間住み続けると、トータルの家賃は1,800万円かかります。
年金から払った場合、残ったお金で生活できるか?不足している場合はいまから貯金が必要です。
また高齢になると下記のリスクがあるため審査が通りにくくなります。
- 家賃を踏み倒される
- 認知症になる
- 部屋で亡くなる
自分の家があれば、将来必要に応じて持ち家を売り、その費用を老人ホーム費用に充てることができるれば安心につながります。
持ち家のメリット・デメリット
持ち家を持つことで安心感、自分の資産ができる一方、ローンを完済させることが大きな負担になるかもしれません。
- ローンを完済すれば自分の資産
- 年齢に関係なく住める
- 自分のライフスタイルにあったリフォームが可能
持ち家のメリットは、自分の資産になることで固定資産税などかかる費用もありますが、賃貸に比べれば、住居費の負担は軽く住みます。
- 老朽化にともなう修繕積立金やリフォーム代
- 大きな借金を背負う
- 売りたいときに売れるのか?
空き家問題も取り沙汰されてますが、誰も住まなくなったら、解体費用も必要になりますので、売れなかったときのことも考えておく必要があります。
私が老後も賃貸暮らしを選んだ5つの理由
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メリットとデメリットを比較し、わたしはこのまま賃貸暮らしすることに決めました。
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大きな借金を持つことが不安です
住む場所を変えられる
いま45,000円の賃貸マンションに住んでいます。日当たりが良くてとても気に入ってます。
しかし仕事をリタイアしたら、もっと自然が多いところでのんびり過ごしたいと漠然と考えています。田舎にいけば空き家は多いと聞いてますし望みがあります。
また1人暮らしだと人間関係が薄くなりますが、新しい居住地で近所に知り合いができればいいなと希望もあります。
高額な初期費用やローンがない
そもそも貯金がないのでローンを組むことが難しいと考えています。
50代で家を購入するには、ローン返済期間が短いのでそれなりの頭金が必要です。借金のために仕事を続けるプレッシャーは避けたいと思っています。
住宅のメンテナンスがいらない
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今住んでいる賃貸マンションも築50年ですので、老朽化が進んでいます。エアコンもとても古くてもし壊れたらその費用は家主が払います。賃貸であれば心配する必要はありません。
突然の出費やリスクが回避できる
災害などが発生したときに、もし家に損傷があれが突然の費用が発生します。
賃貸であればその費用はかかりませんが、住めなくなるリスクもあります。
ただ持ち家ではありませんので身軽に動けます。
将来的な不安が増えない
持ち家の場合、老後、長期入院が必要になったときや、認知症になったら、家を売ることが発生するかもしれません。
資産価値が変わらなければ手元にお金が残りますが、購入したときよりも安かったら借金が残るかもしれません。資産価値が落ちないかの不安はつきまといます。
賃貸暮らしを成功させるポイント
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賃貸で暮らす場合、老後にかかる住居費の割合が大きくなります。
年金定期便で確認すると、私の将来年金はおおよそ約14万前後です。一般的に収入の1/3が適正な家賃ですので、おおよそ4万5000円程度が妥当です。今の住んでいるマンションと同じです。
信頼できる不動産会社を選ぶ
物件選びをする際は、不動産会社の営業マンや会社の口コミを確認します。もし気に入った物件があればできるかぎり情報や相場について把握しておくことが大事です。
信頼できる営業マンは人の話を丁寧に聞いてくれます。また物件について、良い点だけではなく悪いこともきちんと伝えてくれる人は信頼できます。
契約時の注意点を把握する
仲介手数料や敷金、礼金、損害保険料、保証会社の保証料など、諸費用についてしっかり確認します。
トラブルを防ぐためにも契約時に自分が不利になるようなことがないか確認します。
特に設備に故障が発生した場合、隣人トラブルがあったときの対応など確認します。高齢になれば自分で対応することが避けたいです。
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50代会社で働いている間に契約することが必要です。無職だと審査が通りづらいです。
長期的な視点で物件を選ぶ
URは、高齢者向け賃貸住宅があります。しかし競争率が激しくなかなか空き部屋がありません。
他にも高齢者でも契約しやすく住みやすい賃貸住宅があります。しかし家賃が安いところはほとんど空き部屋がないのが現実です。
老後のことも考え、自分の足で歩いていける範囲に内科クリニックやコンビニなどがあり、駅に近ければ安心です。
賃貸暮らしで老後の不安を解消しよう!
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老後に賃貸暮らしをする場合、年金から家賃を支払ったあと残るお金で日常生活できるか重要です。
不足する場合は現役のときにできる限り貯金し、生活資金が足りなくならないように、できるかぎり早くに計画を立てることが大切です。
借金がなければ老後の心配は増えることはありません。賃貸であれば、メンテナンスが必要な場合、家主に伝えて直してもらえます。
人それぞれ自分の価値観がありますが、早いうちに持ち家や賃貸かは自分で決めることで、万全な準備することが大切です。
こちらの記事は失敗しない賃貸選びのヒントがあります。ぜひご覧ください。
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