話題の韓国ドラマ「白雪姫には死を/BLACK OUT」について、考察してみます。
いよいよ佳境に入った「白雪姫には死を/BLACK OUT」。女子高生2人の遺体無き殺人事件の全貌が、明らかになりました。しかし謎は残されており、最後まで目が離せません。
そこで「白雪姫には死を/BLACK OUT」について考察してみました。
なお本編のネタバレも含まれていますので、未視聴の方はご注意ください。
日本配信日:2024年8月16日から2024年10月5日(土)まで
エピソード: 全14話(最終回は10/5です)
放送日 : 毎週 金曜日と土曜日
配信VOD : [U-NEXT] [Hulu]
メインキャスト:
コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)
ノ・サンチョル(コ・ジュン)
チェ・ナギョム(コ・ボギョル)
ハ・ソル(キム・ボラ)
いよいよ10月5日が最終回ですが、一足早く最終回の結末を確認したい方はこちらの記事をご覧ください。ネタバレ注意です。
白雪姫には死を/BLACK OUT」のあらすじ
村外れにある倉庫で、シム・ボヨンとパク・ダウンが何者かの手によって殺害されました。
犯人として逮捕されたのは、被害者の親友コ・ジョンウ。被害者2人の遺体は発見されず、物的証拠がない中での逮捕です。
ジョンウは殺人罪の刑に問われ、10年の刑に処されました。
出所後、ジョンウは遺体無き殺人事件の真相を突き止めます。
敏腕刑事ノ・サンチョルとバイト学生ハ・ソルの協力もあり、事件の全容が見えてきました。
村にはびこる陰謀と謀略。事件は想像以上に複雑なものだったのです
白雪姫には死を/BLACK OUT」シム・ボヨン殺害事件の真相
シム・ボヨン殺害事件の犯人は、シン・チュホです。
動機は、息子であるシン・ミンスと、息子の友達であるヤン・ビョンムの罪を隠蔽。
そして自らの犯行を隠すために、殺害しました。もっと簡潔に述べると「口封じ」です。
息子達が犯した罪は、ボヨンに対する性的暴行です。
息子達の連絡を受けて、ヤン・フンスとシン・チュホ。そして刑事でもある、ヒョン・グタクも駆けつけました。
駆けつけた3人は、動かなくなったボヨンの体をどこかに隠そうとします。ところが、グタクは上司に呼び出されて途中離脱。ボヨンは、フンスとチュホの手によって隠されることになりました。
ところが、ボヨンは生きていたのです。
もしボヨンの口から真相が語られたら、息子だけでなく父親の立場も危うくなります。
チュホは手元にあったシャベルを取り出し、ボヨンの頭めがけて思いっきり振り下ろしたのでした。。
「白雪姫には死を/BLACK OUT」パク・ダウン殺害事件の真相
パク・ダウンを殺害したのは、パク・ヒョンシクでした。
ヒョンシクは村の権力者で病院の経営者。次期知事候補であるイェ・ヨンシル議員の夫です。
ダウンとヒョンシクは、不倫関係にありました。
ヒョンシクは学生であるダウンに見下されて大激怒。ダウンも負けじと「不倫関係を暴露する」と、ヒョンシクに迫ります。ヒョンシクは感情の赴くまま、手元にあったモンキーレンチでダウンを撲殺しました。
ところが、ダウン殺害は妻のヨンシルに知られてしまいます。ヨンシルは刑事であるグタクに詰め寄り、夫の犯行隠蔽に動くのでした。
「白雪姫には死を/BLACK OUT」最終回考察
真相が次々と明らかになった「白雪姫には死を/BLACK OUT」。13話までの配信が終わり、残り1話。明かされていない謎は多く、結末が予想できません。
最終回はどうなるのでしょうか?思い切って考察してみました。
ダウンがヒョンシクに近づいた理由は?ダウンの過去は?
ダウンがヒョンシクに近づいた理由は、お金のためでしょう。言葉を選ばずに述べるのなら、金づるです。
「学費や生活費を出してくれる良い男に会った」という、ダウンの友達の証言で明らかとなりました。
大人の男に近づき“お小遣い稼ぎ”をするのは、初めてではないはずです。妙に慣れています。主人公が住む村に転校する前にも、何かしらやらかしていたのは間違いないでしょう。
ダウンの遺体がある場所は?
ダウンの遺体を隠したのは、スオでした。事件の一部始終を目撃したスオは、ダウンの遺体を家に持ち運びます。
そして母親との秘密の部屋に、遺体を保管していました。まさかの急展開です。
自宅に遺体があるのは、グタクは気づいていたはずです。いくら秘密の部屋に保管していたとはいえ、死臭だけは避けて通れません。「遺体に気づかなかった」と結論づけるには、無理があると思います。
スオがダウンの遺体に、防腐処理(エンバーミング)をしたかもしれません。単純にドライアイスで!?ただ防腐処をしていたとしても、かなりの労力と技術が必要です。
グタクがダウンの遺体に気づいていたかどうかは、13話配信時点では明らかになっていません。最終回で明らかになるでしょう。
ヒョンシクを襲撃した犯人は?
13話のラスト。ヒョンシクは、車中で何者かに襲われてしまいました。犯人はヒョンシクに薬物を投入し、意識不明の状態(BLACK OUT)に。
スマホに自身の罪を書き連ねた後、車内に排気ガスを充満させました。自殺に偽装した、殺人事件です。
実行犯は、ヒョンシクの妻であるヨンシクのSPでしょう。あまりにも鮮やかな手口でした。もちろん裏で手を引いていたのは、ヨンシク本人です。
ヨンシクは知事選に立候補していたものの、戦況は思わしくありません。夫の罪が世間にバレてしまったら、知事どころか議員の立場すらも怪しくなります。
そこで「悲劇の妻」です。罪を犯した夫は、悲観して自殺。何も知らなかった体で「夫を亡くした悲劇の妻」を演じれば、同情票は集まります。
「白雪姫には死を/BLACK OUT」のまとめ
最終回の見どころは、ジョンウとグタクの対決でしょう。
グタクは事件を裏で引っ張り、ジョンウの人生をメチャクチャに壊しました。
ジョンウだけでなく、事件に関わった人全員の人生を壊しました。息子の人生も。
ハッピーエンドで終わるのか、バッドエンドへと向かってしまうのか?
最終回を固唾を飲んで見守りましょう。
主演のピョン・ヨハンのプロフィール紹介の記事も併せてご覧ください。