チャン・ダヘ作家の人気小説『呑金:金を飲み込む』を原作とした『呑金/タングム』が、Netflixで5月16日に一挙配信が始まりました。全11話です。
タイトルの「呑金/タングム」の意味は、死ぬまで金を飲み続けさせるという古代中国の刑罰を意味します。小説はフランスで起きた実際の事件からインスピレーションを受けていて、時代劇の独特な面白さを与えています。
失踪した朝鮮時代最大の商団の息子ホンラン(イ・ジェウク)が12年ぶりに記憶喪失となって帰って来るが、腹違いの姉ジェイ(チョ・ボア)だけは彼の正体を偽物だと疑う。2人の間に芽生える感情を描いたミステリーメロドラマ時代劇です。
この記事は「呑金タングム」の
- 配信スケジュールと視聴率
- キャスト紹介
- あらすじ
- ストーリー(※ネタバレあり)まとめ(全11話のネタバレ)

イ・ジェウクがブレークしたのは「還魂」です。「還魂2」で
急にカッコよくなっていたイメージがあります。
ふたたび時代劇に出演されます。同時配信楽しみです。



Netflixの今年の同時配信は視聴率1%台が続いており2連敗中です。
これで大逆転できるでしょうか?楽しみです。
Netflix「呑金タングム」配信スケジュールと視聴率
5月16日に一挙配信でしたー。全11話です。
Netflix「呑金タングム」キャスト
ホンラン(演)イ·ジェウク・・・朝鮮巨大商団の団主の正室夫人から生まれた息子。
ジェイ(演)チョボア・・・朝鮮巨大商団の団主の無邪気な娘
ムジン(演)チョンガラム・・・士大夫の家に生まれたが、家が没落し巨商の養子に入る
ミン·ヨンイ(演)オム·ジウォン・・・ 失った息子を取り戻すために何も躊躇しない商団のおかみさん。
シム·ヨルグク(演)パク·ビョンウン・・・ホンランとジェイの実父であり商団の首長。
ハンピョン大君(演)キム·ジェウク・・・学問や芸術に造詣が深く、美術への強迫に近い執着を見せる。
Netflix「呑金タングム」あらすじ
ある日、彼の一人息子のホンラン(8歳)が行方不明になってしまった。 シム·ヨルグクとミン氏夫人は、数多い財物と人を解放して息子を探し、遺体にまで懸賞金を与えるが、糸口も見いだせない。
種取りが産んだ娘のジェイは、ホンランの守護部を奪った罪の代価として離れに監禁され、両班の血筋であるムジン(11歳)が養子として入ってくる。 家門の凶事によって一夜にして兄妹になった2人は、冷たい商団でひたすらお互いを頼りに育った。 そして12年後、推奴ドクゲはホンランを見つかったとして自らをホンランという20歳の青年を連れてくる。
Netflix「呑金タングム」ストーリーまとめ(※ネタバレあり)
全11話のストーリーを纏めました。わかりやすくリスト形式にしてますがネタバレしてますのでご注意ください。
- ミン商団の1人息子ホンランが行方不明になってから12年が経過する。
- 自分がホンランだという青年が現れる。血液検査等詳しく調べた結果や母親ミン・ヨニも息子だと認める。
- 姉のジェイは「弟ではない偽物だ」と言い切る。ホンランとジェイは異母兄妹だ。
- 12年前、ホンランが行方不明になったとき父は自分の跡を継がせるためにムジンを養子にした。戻ってきたホンランに引き継ぎするよう伝える。
- 雪鬼が現れると幼い子がいなくなる。風聞があった。雪鬼は背が高く、髪も目も肌も白く首に「一死」という文字がある。絵師が作画を始めるとき幼子が幾人も消える。
- ハンピョン大君は絵師だがホンラン探している絵師と利き手が違っていた。ホンランは雪鬼と絵師を探していた。
- ホンランの誕生日会が盛大に行われる。ムジンはホンランがザクロのアレルギーがあると聞きお酒をすり替えた。だがホンランの首に蕁麻疹がでて逆に本物だと証明される。
- 本物だと誰もが信じる中、実は戻ってきたホンランは本当のホンランではない。このアレルギーは剣契の家族たちが念のため漆の塗り薬を渡されていたからだ。
- ホンランの父・シム大監はかつて愛した女性がいた。名前はムン・コンニム。駆け落ちしようとしたがシムは裏切りコンニム夫人はお腹の子は刺客に殺された。
- ホンランは厄除け袋を見つけジェイに見せる。ジェイはホンランだと信じるように。2人の距離は近づく。
- ホンランの母・ミン・ヨニはジェイが憎いため名家に嫁がせようとする。しかし嫁がせる男は3度も結婚したが3人とも不審死。暴力で虐待死させていた。ジェイは婚礼前に抜け出し清国へ渡ろうとするが、仲間を人質にとられもとに戻る。父シム大房が虐待された第3の妻コ夫人を連れてきて結婚式は破談になる。
- シム大房とムジンが偽のムン商団に財貨を移したことがミン・ヨニにバレてしまう。偽の商団名義はムジンだったため、罪を1人で被ることに。ホンランが夫人を説得し殺さず、無期限の鉱山で労役管理が命じられた。
- ムジンはジェイとホンランを引き離すためにホンランの素性を調べ上げ奴婢売買の証左を手に入れる。しかしジェイはホンランに自分の気持ちを伝える。ホンランはジェイにキスする。ジェイは秘密の置き場所にホンランの厄除け袋が隠されたいたのを見つける。ホンランは偽物だと悟る。
- ジェイはホンランの気持ちを断ち切るためにムジンと一緒に鉱山へ行こうとするが、ホンランはジェイに自分は本物のホンランではないと自分の素性を打ち明け自分の気持ちを伝える。
- ホンランの過去は裕福な家の下人、雪鬼にさらわれ、おぞましい扱いを受けてきた。ホンランとジェイは、2人で駆け落ちするが次々と刺客が追ってくる。
- 逃げる途中でジェイに毒矢があたってしまい懸命に看病するホンラン、山頂近くの家で2人でしばらく幸せな暮らしをする。しかしムジンの刺客に2人は捕まってしまう。ミン商団に戻ってきたホンランとジェイ
- 拷問をうけるホンランの背中にはおぞましい絵が描かれていた。
- 絵師はハンピョン大君。秘密裏に伝承してきた禁忌の儀式・開霊式。人間であることをやめ自らが神になろうとする行き過ぎた欲望を満たすもの。陰陽の調和、6つの護符をかくこと(吉凶禍福、豊作、富貴栄華、長寿、自然の摂理、陰陽の調和)儀式の終わりは音が鳴るもの響かせること。ホンランの背中にあったのは6つの護符の1つだった。
- ホンランはハンピョン大君の儀式をぶっ壊し白い大男も殺す。
- 本物のホンランの死の真相は、ミン・ヨニが祈祷師にジェイを殺害しようと呪いをかけた藁人形をとろうとして転倒し頭を打って死んでしまった。使用人が見つけて隠していたが祈祷師が手下に井戸に埋めさせた。ようやく井戸から骨を拾い上げ供養する。しかしシン・ユニは認めない
- ホンランは病にかかっていた。入れ墨をいれるために人間を紙にするためにヒ素やミョウバンで肌を漂白しその毒が病を引き起こす。肺がやられて咳が出たり。湿疹が出たり咳がでたり体調を崩していた。
- ホンランはコンニムたちが襲われジェイを守るためにすべてを終わらせようとする。ホンランは分財記(不正の証拠)を手に入れジェイは父を横領で訴える。
- ハンピョン大君はジェイを拉致する。ムジンはジェイを助けて命を落とす。ホンランはハンピョン大君が二度と絵が描けないよう両腕を落とし殺害。シム大房はかつての愛人コンニムに銃で撃たれ死亡、復讐をはたす。
- ホンランは逃げる途中、背中に大けがを負っていたがジェイがいる場所へ。そこで最後の時間を2人で過ごし、ホンランは息を引き取るが
- 2年後の春、ジェイはミン商団を経営し親がいない子供たちを預かっていた。ミン・ヨニはいまだに息子の影を追っていた。
感想
イ·ジェウクはやっぱり最高でした。韓服で戦闘シーンやらせたら右に出る人がいないと思います。スピード、技ともにレベルが高く目を見張りました。
白い髪、目、肌の人の大男はなんだったんだろうか。銀狼的な。。。ハンピョン大君かな?って思っていたのですが全然違いました。やっぱりホンランと一緒で入れ墨を入れられて目も髪も肌も真っ白になりハンピョン大君の命令により子供たちを誘拐していたのだと思います。
ホンランの背中にあった入れ墨、まだ幼い子の背中を紙にして描くとは。。。一生癒せぬ傷跡です。だけどホンランとジェイと結ばれてよかったです。最後はとても悲しかったですが。もしかしたら2人の子供ができていたら?と期待しましたがそれはなかったです(笑)
ジェイに片思いしていたムジン、途中で執念がすごくて引くところもありましたが、やっぱり最後は良い人でした。
とても満足できるドラマです。アクションシーンがリアルでイ・ジェウクの良さを引き出していたのと、朝鮮時代の韓服、景色などとても美しいので時間があればぜひ配信をご覧くださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。