【必見】東京都UR賃貸を選ぶ前に知っておきたいポイントと注意事項

誰もが耳にしたことが「ユーアール」、UR都市機構ですが、団地のイメージが強いと思います。

一般賃貸と何が違うのか?メリットとデメリットが気になっているかたは是非この記事をご覧ください。

私はいままで2回東京都のUR賃貸に住んだ経験があります。1つは築50年、もう1箇所は築30年ぐらいでしたが、更新料は無料なのに長く住むことはできませんでした。デメリットのほうがメリットより勝ってしまったのです。

いつき

2分ぐらいでサクッと読めると思いますので是非参考にしてください。

目次

東京都のUR賃貸の基本情報

URは、国土交通省が所管する法人で名称は「独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)」です。一般の賃貸ではありません。

団地はURだけではなく、公営住宅としての団地もあります。団地(公営住宅)は、低所得者向けの賃貸住宅のため、一定の所得以上になると退去が必要になる場合があります。

一方でURに入居する場合は一定の収入以上が必要で、入居も先着順となります。 収入や家族構成などにより、URと団地(公営住宅)では入居条件も変わります。

UR賃貸の特徴とは?

コマーシャルがたくさん流れてますので、「お得」であることはご存じかと思います。

この5つが大きな特徴です。一般の賃貸と比較すれば一目瞭然、初期費用の2か月分(礼金・仲介手数料)を減らすことができます。

1礼金なし
2仲介手数料なし
3保証人なし
4更新料なし
5仲介業者を通さず、直接UR営業センターやURショップなどで契約 

UR賃貸の3つのメリット

わたしは2回UR賃貸住宅に住みましたので自信をもってこの3つのメリットをお伝えします。

いつき

お金のメリットが大きいです

UR賃貸の3つのメリット
  • 初期費用が安く抑えられる
  • 原状回復費が安い
  • 家賃は後払い

1つずつ細かく説明します。

初期費用が安く抑えられる

一般賃貸では、初期費用に礼金と仲介手数料、それぞれ家賃の1か月分、合計2か月分がかかります。礼金なしは増えてきてますが仲介手数料は必ずかかりますよね。家賃の1か月分でもお金が浮くのはありがたいです。

UR賃貸住宅を借りるとき、一般仲介業者ではなく、必ず直接UR営業センター、URショップなので契約してください。一般の仲介業者でもURを紹介できますが、仲介手数料が取られますので注意してください。

原状回復費が安い

必要最低限しか請求されません。私は住んでいた期間が短いこともありますので部屋を汚したり傷つけたりしてないことも理由の一つです。

一般賃貸ですとクリーニング代、鍵交換の費用など敷金の1か月分は戻らないことがほとんです。

一方、URは2回とも最低限のクリーニング代(8000円ぐらい)しか、わたしは取られませんでした。戻ってきた敷金は新しい住居の費用に充てられたのでとても助かりました。

UR賃貸を借りたら一番初めに、URから借り主にチェックシートが渡されます。そのチェックシートに小さな傷でさえも報告し、提出することが重要です。かならず原状回復の費用分担を確認してください。

家賃は後払い

一般賃貸では家賃は前払いがほとんどです。たとえば6月引き落とされる家賃は7月分になります。

しかしURは後払いですので6月引き落とされるのは6月分です。

やはり初期費用が安く抑えられるメリットがあります。

UR賃貸の3つのデメリット

いいことばかりではありません。このデメリットを理解しておく必要があります。

いつき

古い団地は設備が古いですので、内覧するときによく確認してください

UR賃貸デメリット
  • 家賃が高め
  • 設備が古い(物件による)
  • 空きがでない

東京都のURをお探しの場合、空き室がなくてがっかりするはずです。メリットにあるように一度入ると更新料がかからないので良い物件はなかなか退去されないはずです。

家賃が高め

東京都のUR賃貸は高いです。駅から近ければさらに高いです。安いところは古い団地になります。

わたしが調べたURで1人暮らしに必要な広さでの大体の相場は下記になります。URは初期にかかる費用は安いですが家賃は高いです。それに見合った月収が求められます。

間取り家賃相場
1R6-10万円
1K7-11万円
1DK9-13万円
1LDK11-19万円

設備が古い(物件による)

わたしが住んだUR賃貸の1つが築50年です。その団地で設備に困ったことはこの3つです。

  • 網戸がない
  • おトイレの太い水道管
  • お風呂の排出溝が掃除しづらい

網戸がないと虫が入ってきますし、暑いとき窓を開けられないのは困ります。自費で取り付けましたが思わぬ出費でした。

おトイレに暖房やシャワーなど機能がないのはもちろんですが、太い水道管がおトイレの中にあり、かなりの圧迫感があります。

お風呂の排出口に長い溝があり蓋があるのですが、それが本当に掃除しづらくて、カビが生えないように気を付けてましたが、かなりのストレスになりました。

UR賃貸のデメリットを許容できるなら住もう!

UR賃貸住宅には昔ながらの団地というイメージが強いかもしれませんが、中には築浅の物件やリノベーションした物件もあり、満足度が高い物件もあります。

しかし東京都のURはフリーレント物件もほとんどありませんし、空き室も少ないです。

わたしが2回引越しした理由は、、、

  • 設備が古くてストレス溜まる
  • 転職し収入が減ったため家賃を払っていけない

でした。長い目でみれば初期費用、更新料がないのはとても魅力的です。

許容できるのであればURに住むことも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

こちらの記事も失敗しない賃貸選びのヒントがあります。ぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

50歳半ば
・千葉県在住
・事務職35年間継続中
・50歳から派遣社員
・1人でいることが楽

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